「少年コレクション」では、今回のテーマを”担降り”として、ジャニヲタのみなさまにアンケートをお願いしました。

 

"担降り"とは、今まで好きだったタレントの応援をやめて別のタレントの応援を始めることを指します。従来、「担降り」は非常に重く責任ある行動として捉えられることもありました。しかし最近では、Twitter等のSNSによりジャニヲタ同士のコミュニケーション手段が増えたため、”担降り”していくジャニヲタの姿を以前よりも多く目撃出来るようになり「カジュアルな担降りが増えた」とも言われています。

 

では、実際に誰がどこに"担降り"をしているのでしょうか?「You&J(NEWS、KAT-TUN、関ジャニ∞)のファンの多くがSexy Zoneに降りている」「Kis-My-Ft2に新規ファンが増えたことにより降りていくキスマイ担が多い」など諸説ありますが、実際にどのような流れが起きているか、少年コレクションではアンケート調査から紐といてみたいと思います。

 

アンケート概要

アンケート実施期間:2013年7月29日~8月6日の9日間

アンケート内容:「誰から誰に担降りしましたか?」という問を設け、過去2回の担降りまでを任意回答

回答数:2,041名(担降り回数は約3,000回分)

 

 

上記の調査から、あるタレントの前に誰のファンをしていたかという「降り元」、またそのタレントの後に誰のファンになったかという「降り先」、この2つを集計しました。ちなみに「降り元」と「降り先」という言葉はジャニヲタの文化言語ではなく、今回のアンケートの集計にあたり、便宜上少年コレクションで使用している言語です。

 

 

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 集計を終えてみると、各グループにそれぞれ担降りの「傾向」が見られたので、注目したい点をいくつか挙げてみたいと思います。

 

「嵐→中島健人、菊池風磨」の流れ

ここ数年で一気に国民的アイドルへの階段を駆け上がり人気を不動のものにした嵐。元々ジャニヲタではなかった一般層を大量にジャニヲタへと成長させたと言っても過言ではありません。そんな嵐からジャニヲタデビューした人たちは、一体その後どこへ流れたのか、アンケートの集計結果からは「中島健人」「菊池風磨」の二者が上位に浮かび上がりました。「大野智→中島健人」が7名、「櫻井翔→中島健人」が15名、「相葉雅紀→中島健人」が7名、「二宮和也→中島健人」が15名、「松本潤→中島健人」が5名、合計49名が、嵐から中島健人へ担降りしています。また「大野智→菊池風磨」が7名、「櫻井翔→菊池風磨」が7名、「相葉雅紀→菊池風磨」が9名、「二宮和也→菊池風磨」が8名、「松本潤→菊池風磨」が1名、合計32名が、嵐から菊池風磨へ担降りしています。

 

「山下智久→NEWS」の流れ

次に興味深い結果が出たのがNEWSです。2011年にメンバーの脱退を経て、現在4人体制で活動しているNEWS。彼らにつくファンは一体どこから流れて来たのか、各メンバーの降り元トップに並んだ人物を確認すると、なんとすべて山下智久でした。尚、このアンケートでは担降りをした時期までは聞いていない為、山下智久から4人へ降りた時期は不明ですが、おそらく大きく二つに分けられると考えられます。山下智久在籍中に彼を入口としてNEWSのファンになり他のメンバーへ降りたパターンと、山下智久脱退を機にNEWSのファンを続けることを決め降りたパターンです。実際にこのアンケートの他の問にて、担降りの理由を回答頂いていますが、「脱退」という理由も少なくはなかった為、後者の流れを経験したファンもそれなりの数いるようです。尚、同じくグループ脱退を経験した赤西仁のファンの降り先には、KAT-TUNのメンバーの名前は多く出て来なかった為、この流れは山下智久とNEWS特有の流れのようです。

 

「亀梨和也、赤西仁→山田涼介」の流れ

次に注目しておきたいのは、KAT-TUNの中心メンバーとしてグループ結成時から活躍していた「亀梨和也、赤西仁」の二者の降り先。他のKAT-TUNメンバーからは同様の傾向は出て来ませんでしたが、「亀梨和也→山田涼介」が17名、「赤西仁→山田涼介」が20名と、偶然とは思えぬ極めて大きな数字が浮かび上がりました。推測の話になりますが恐らくこれはここ数年の傾向というより、Hey!Say!JUMPデビュー前後の傾向になるのではないかと考えられます。当時爆発的な人気を博していたKAT-TUNにも現在の嵐と同様に大量の新規ファンが生まれ、そこから新たにデビューを迎えたHey!Say!JUMPのエース・山田涼介へ降りていったファンが多いのではないかと読んでいます。

 

「山田涼介→Hey!Say!JUMP他メンバー」の流れ

上記にて亀梨和也、赤西仁から大量のファンを奪い取った山田涼介。では山田涼介に降りたファンは一体どこへ流れるのか、気になるところです。山田涼介の降り先を見てみると、その面々はグループの枠を越え多様に広がっているが、注目しておきたいのはHey!Say!JUMP他メンバーの降り元の上位に、必ず山田涼介の名前があることです(但し岡本圭人を除く)。山田涼介を入口として入って来たファンが綺麗に他メンバーへ散らばっていく仕組みになっています。勿論他グループへ降りていくファンも沢山いますが、他グループのエースと比較してみると、山田涼介には同グループ内のメンバーに担降りさせグループ内にファンを留めておく力が強いように考えられます。

 

「北山宏光、藤ヶ谷太輔、玉森裕太→安井謙太郎」の流れ

 現在新規ファンを大量に獲得しているという噂のKis-My-Ft2。その中心メンバーである北山宏光、藤ヶ谷太輔、玉森裕太の降り先にも見逃せない共通人物が出て来ました。ジャニーズJr.安井謙太郎です。「北山宏光→安井謙太郎」が4名、「藤ヶ谷太輔→安井謙太郎」が5名、「玉森裕太→安井謙太郎」が5名、合計14名が、安井謙太郎へ降りています。これは恐らくKis-My-Ft2のコンサートのバックについて仕事をしている姿を見て降りたというパターンが大多数を占めるのではないかと考えられます。デビュー組のコンサートに行って、後ろにいたジャニーズJr.へ担降りするというパターンも珍しいことでありません。

 

「中島健人、菊池風磨→岸優太、阿部顕嵐」の流れ

 こちらも上記と同じパターンであると推測出来ます。岸優太は今回のアンケートで、ジャニーズJr.内で最も降り元の多いJr.でもあります。デビュー組から大量に人が流れているジャニーズJr.として今後注目していくべき人材なのかもしれません。

 

以上がこちらで特に注目しておきたい「傾向」です。担降りには、メディアを通して心移りするパターン、またそのグループに起きた事件によって心動かされるパターン、また現場において目移りするパターン、と様々なケースがあります。2,000人いれば2,000通りの担降りの仕方がありますが、その中にも「人の動き」が重なる部分はあります。その要因を突き詰めると「他のグループのファンを取り込む方法」というのが見えてくるのではないでしょうか。新規のファンを獲得することと、他のグループのファンを取り込むことでは、どちらが難しいのか、その辺りも改めて気になるところです。今回こちらで取り上げた「傾向」以外にも、アンケート結果を細かく注視すると面白い結果が沢山見つかると思うので、是非自身の目で確認して楽しんで頂ければと思います。

 

今回、担降りアンケートにご協力頂いた皆様、本当にありがとうございました!

 

少年コレクション